セレクタとは、「スタイルシートの書き方」で書いたとおり、スタイルを適用する対象です。たとえば、タグ(要素)がこれにあたります。実際にはタグ(要素)のほかにもいくつかあります。以下がその種類です。
なんだか難しい言葉が出てきましたが・・・。別に難しくはありません^^; この手の業界は難しく表現するのが好きなんです(^^♪
これは、タグ(要素)をセレクタにしたものです。一番頻繁に使いますね。複数のタグに同じスタイルを指定したい場合、カンマ(,)で区切ります。
これは、class属性やID属性を使って、特定の範囲にスタイルを適用させたい場合に使います。これらは名札をつけるという意味になります。
a1や b1はそれぞれクラス名とID名になります。クラス名、ID名は半角英数字で好きな文字をつけれます。ただし、一文字目は必ず英字にしましょう。
これは非常に便利なもので、かなり頻繁に使います。使い方は、
HTML文書内に<p>タグが複数あるとします。(だいたいそうですが^^;)その場合、スタイルシートでpタグにスタイルを指定すると、すべてのpタグで有効になってしまいます。ある特定のpタグだけ色やサイズを変えたい場合などに使います。
使用例です
HTML文書内の<p>タグにclass かidを指定します。どちらでも構いませんが、classでいいと思いますよ。
これで、このpタグに「a1」という名札(class)をつけたことになります。これをスタイルシートで色などを指定します。
classを使用した場合、class名の前には必ずドット(.)をつけます。idを使う場合はシャープ(#)をつけます。
これで、クラス名を指定した箇所だけが文字色が赤になり、ほかのpタグは黒になります。
また、div要素 や span要素である特定の範囲を指定することもできます。
spanは扱いが難しいので、なるべくdivを使いましょう。このページのソースを表示すれば、なんとなくわかると思います。
divタグに対して、class名をつけます。比較的広い範囲の指定をしたい場合に便利です。
例
<div class="a1">・・・・</div>
たとえば、pタグ(要素)の中のstrongタグ(要素)に対してスタイルを指定したい場合や、ある特定の範囲(classによる指定など)のなかの要素に対してスタイルを指定する場合などに利用します。親要素(ここではpタグ)のあとに半角のスペースを入れて、そこに子孫の要素であるstrongを記入します。
例
こうすことで、pタグのなかのstrongタグだけを、ほかのstrongタグとは違うスタイルを適用することができます。これも結構便利なものなので、いろいろ試してみましょう。
これはおもにリンク(aタグ)に対して指定するものです。リンクは必ず使うものなので、頻繁に使うと思いますよ。また、面白い効果を与えることもできるので、いろいろ試してみましょう(^^♪
以下のような書き方です
これを実際に表すと
こうなります♪また、これにはさらに、背景や文字の位置を動かすこともできます。
hoverを見てみてください
背景を設定した場合
こうすると、
こうなります♪文字の位置を移動させる
とすると、
こうなります♪